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虚血性心疾患部門

部門の紹介

虚血性心疾患や下肢の動脈などの末梢血管の疾患に対して興味をもつ若いドクターを歓迎します。

*研修内容

 冠動脈造影検査とそれに基づく治療方針の決定を中心に研修を行う。
 また、冠動脈狭窄の定量的測定法、血管内超音波の定量的解析についても研修する。実績に応じてカテーテル治療の手技について実践しながら研修を行う。
 治療や検査等に立ちあう看護師は、15名のIVR専属看護師であり、昼夜問わず常駐しているため、ストレスなく専念できる他の施設にはあまりない大きなメリットがあります。

【卒後1~2年目 初期研修医】

 虚血性心疾患や末梢血管疾患ついての病態について学ぶ。そして、検査や治療の準備や手順、そしてカテーテル操作法を習得する。知識を習得し、やる気のある研修医においては、実際の検査のオペレーターを行ってもらう。

【卒後3年~4年】

 虚血チームとして、専属ですべての症例について携わる。トレーニングをうけながら、最終的に自分の考えで、カテーテル検査(CAG)がすべてできるように経験を積む。さらにカテーテル治療においては、助手としてかならず治療に参加して治療の流れや治療(PCIやEVT)の道具の特性などについて学ぶ。

【卒後5~6年目】

 おおよそ200例以上のカテーテル検査(CAG)のメインオペレーターとして経験をするようになる。個々のレベルに応じて、カテーテル治療(PCIやEVT)のメインオペレーターを経験できるようになる。実際に多くの医師がこの期間にメインでのオペレーターを経験している。

 当院はカテーテル治療において慢性閉塞性病変や多枝病変が多く、ロータブレーターなどの特殊なデバイスを使用する症例もあります。また、心肺停止・心原性ショック症例が多く、人工心肺(ECMO)挿入は県内でも最多の症例数であり、急性期重症症例も豊富に経験することができます。

所属メンバー

長坂崇司、高間典明、藍原和史、石橋洋平、天内士郎、佐野幸恵