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心臓リハビリテーション 部門

部門の紹介

心不全は心筋梗塞や心筋症、心筋炎などで心臓のポンプ機能が低下した状態をいいますが、体は低下したポンプ機能を代償し、血圧を保つために、自律神経の興奮がおきたり、腎血流量の変化から神経体液性因子の活性化が起こります。この代償機転が慢性的に続くと、さらなる心臓への負担となって、慢性的に心機能が低下して、日常生活が制限される慢性心不全状態になります。最近は、慢性心不全では肺および呼吸調節機能に変化が起きてくること、骨格筋機能の低下が起こり、それらが慢性心不全患者さんの症状を増悪させています。

所属メンバー

佐野幸恵 (ほか病棟担当医全員)

学会発表

  • Junichi Tomono, Hitoshi Adachi, Masahiko Kurabayashi
    Usefulness of anaerobic threshold to peak oxygen uptake ratio to determine the severity and pathophysiological condition of chronic heart failure
    Circ J 2012,76:661-6672
    伴野潤一,和田直樹,倉林正彦
    植込み型補助人工心臓と心臓リハビリテーション
    Jpn J Rehabil Med第56巻第12号: p. 996-1001 ,2019年
  • Takama N.,Kurabayashi M.
    Effect of adaptive servo-ventilation on 5yearprogrnosis in failure patients
    Circ J 2012,76:661-6672
    高間典明、倉林正彦
    睡眠呼吸障害に対する治療の分類と適応―陽圧換気治療および酸素治療の位置づけ―
    Heart View 16(6),2012