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成人先天性心疾患部門

部門の紹介

 先天性心疾患は100人に1人生まれ、心臓外科手術の進歩により、今では95%以上が成人に到達します。そのため、日本国内には成人の先天性心疾患患者が約50万人いると言われ、小児の先天性心疾患患者よりも多くなっています。
こうした成人症例までこども病院でフォローしていくことは困難で、特に入院加療が必要になった場合に入院する病棟をどうするのかという問題があり、当科が積極的にこの領域に関わることになりました。心室中隔欠損症のように根治可能な疾患もありますが、複雑心奇形術後症例では成人後に問題が生じることが多々あり、専門医療機関でのフォローが必須になります。

 成人先天性心疾患チームでは2014年より本格的な成人先天性心疾患外来を開始し、群馬大学小児科循環器グループのサポートのもと、心房中隔欠損症などの単純心奇形からFontan手術を受けた単心室症まで、全ての成人先天性心疾患の診療にあたっています。

 群馬県立小児医療センターをはじめとした小児施設からの患者の移行(transition)を行っています。

 外来での心エコー検査、心臓CTや心臓MRIによる評価を行っています。また、心臓外科での手術前の方は、入院の上、心臓カテーテル検査なども行っています。

 産婦人科と連携し、心疾患合併の妊婦さんおよびその周産期管理をサポートしています。

所属メンバー

小板橋紀通、田村峻太郎、吉田くに子

群馬大学循環器内科での患者数(2014年度から成人先天性心疾患外来開始)